日時：平成１６年１０月２４日（日） PM２：００ ＫＩＣＫ－ＯＦＦ (３０分ハーフ）
場所：花園第Ⅱグランド
レフリー：戸田京介レフリー（A級トップレフリー）
対戦相手：北野高校
条件：天候快晴、気温２５°
3年生にとっては最後の試合となりました、両校引き締まった良い試合でした。天王寺高校としては、今期で1番
の気合の入った試合となりました。最後まで、両校の力が存分に発揮され、天王寺高校は２２．ＶＳ．１７で通算４９勝３０敗２引分けの戦績となりました。今後もこの伝統ある定期戦を大事に、お互いのチームが凌ぎを削る
伝統的試合を続けたいものです。
桃陰ラガークラブの田中啓一会長より以下の賞賛のコメントを頂きましたので掲載します。
昨日10月24日（日）花園での北野定期戦は好天に恵まれラグビー日和でした。北野・天王寺の先生方・ＯＢ並びに父兄が見守る中、日本協会公認Ａ級レフェリーの戸田京介氏にジャッジをお願いするという最高の舞台でした。ゲームは一進一退でしたが、ノーサイド直前に天王寺が勝ち越しトライを奪い22対17で快勝しました。昨年の雪辱を果たし阿部幸作杯以下4つの優勝杯を天王寺高校に持ち帰ることができました。大正13年に始まった高校ラグビー最古の定期戦は、昭和19年に一度休止しただけで今回で81回目を数え、対戦成績は天王寺の49勝30敗2分となりました。
思えば1年前に部員13人でスタートした新チームはこの春の大会まで10人制にまわることを余儀なくされましたが、春に田中先生を迎えそして1年生部員14人を加え昨年0対34で大敗した北野に快勝するまでに成長しました。部員難・グラウンド難・指導者不在という苦境を跳ね返し、みごとに天王寺の伝統をつないでくれた3年生にはねぎらいの言葉をかけてやりたいと思います。
定期戦に先駆けＯＢ戦を行い、高校18期鵤さん・22期清さん・24期陽さん・26期三輪さん・37期飯田さん・粕本さん・39期新井さん・中川さん・大成さん・49期姜さん・小出さんが1年生を交えて芝のグラウンドで気持ちのいい汗を流しました。
食堂でアフターゲームファンクションを行い、レフェリーからゲームの講評を先輩方からは叱咤激励を頂きそして両校エールの交換で定期戦を無事終えることができました。戸田レフェリーの話では、高校の定期戦でこのように正式なアフターゲームファンクションをやっているところは他に知らないとおっしゃっていました。
ひとつ残念なことは、天王寺ＯＢの応援が15名程度に比べ北野は50名超を動員し、ＯＢの参加人数で遅れをとったことです。昨今の高校ラグビーは私学に押されぎみですが、このような伝統ある定期戦を現役とＯＢが協力して盛りあげ継続していくことが新たなる伝統につながるものと確信しております。応援ありがとうございました。来年も応援よろしくお願い申し上げます。
